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地耐力
地耐力とは、地盤が持つ強さを数値化したもので、建物を建設する場合に、とても重要な要素です。
かつては、その重要性が認識されていなかったので、例えば、土地を造成した場合、3~4年雨ざらしにしておけば、土地が締まって家が建てられると言われていましたが、実際には、地盤改良をしなければ地耐力が足りず、不同沈下を招くなど、欠陥住宅になってしまう恐れが非常に強いのです。
地耐力は1㎡当たりの土地が支えられる重さを重力の単位N(ニートン)を使ってkN/㎡ (キロニュートン/平方メートル)とあらわすのですが、注文住宅を建設する場合ですと、あらかじめ地盤調査で30KN/㎡以上なけれな、地盤改良によって、補う必要があります。
20kN/㎡以上であれば、ベタ基礎を使用すればOKという建築基準法の基準がありますが、リーズナブルで、且つ確実な対策としては充分な地盤の地耐力(50kN/㎡以上をお薦めします)を確保して布基礎を選択する事を私はお薦めします。
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