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二世帯住宅の問題点・・・相続


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兄弟を持つ方が二世帯住宅を建てて親と同居した場合、あとあと問題になりがちなのが相続の問題。

二世帯住宅で同居する場合、必然的に親の老後の面倒は同居している子の世帯が見る事になります。

その事もあって、相続が発生する場合は、同居の子世帯が多めに、またはすべてを相続するのが当然だという考え方があります。

しかし、法律では、兄弟の相続分が同等であるため、現実としては相続が発生すると他の兄弟から不満の声があがるものです。
相続財産が多ければ多いほど、その傾向は強まります。

二世帯住宅を建てられる方は、あらかじめ兄弟を交えて介護や相続について話し合っておくべきです。

実際にかかる負担などから考えれば、介護などで負担がかかる同居の子供が、その分多く相続するのが理想です。

相続（争続）が発生してからでは遅いですから、早めに話し合いの場を持ちましょう。
この場合、親が話を切り出すのが最もスムーズに話が運ぶものです。


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