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軟弱地盤を避ける方法
1.景色から推測する。
目的となる土地の場所が周りに比べて低い土地かどうかを観察します。
周りの土地に比べ低くなっている場合は、雨水や地下水が集まってくるので,軟弱な地盤になります。
また、扇状地という山に挟まれたような地形の場合はかつて川底だったような場所が多く、細かい砂や粘土質の軟弱な地層を形成している事があります。
2.周辺の土地の状況から推測する
周りが田んぼや畑である場合は、もともと農地であったところを埋め立てて造成した場合が多く、この場合も地盤が軟弱です。
2.古家がある場合は基礎などの亀裂をチェック。
軟弱な地盤の影響で不同沈下している建物は、玄関ポーチのタイルや基礎に割れが見られる事が多くなります。
そのため、目的の土地と、周囲の家屋の基礎を観察して、亀裂の有無を確認しましょう。
亀裂が入っていれば、その建物は不同沈下している可能性があり、つまり、そこの地盤は軟弱だと予想できるのです。
3.水に関係のある地名は危ない。
地名の由来はさまざまですが、水に関係のある地名は低地をあらわしていることがよくあります。
「川・沼・池・田」などという直接水を連想出来るような漢字ばかりでなく、ほかにも危険信号を発している地名がたくさんあります。
(1)さんずいの付く漢字
【例】流、渡、潮、落、清、洗、浮、澄、湘、など
(2)水に関する地形をあらわす漢字
【例】島、州、谷、浜、淵、沢、坂、窪、津、江、浦、瀬、泉、岸、溝、など
(3)水辺の動植物
【例】稲、鷺、鴨、萩、葦、井草、鶴、鴻、亀、貝、など
(5)人工の構造物や物
【例】堀、堤、橋、舟、濠、井、網、など
つまり、すべてでないにせよ、これらの名がつく地域には軟弱な地盤を持つ土地が潜んでる事が推測されます。
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