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下地 したじ
仕上げ材の下部にある素地や構成部材のことを指します。
下地と一口に言っても施工部分によって様々で、
畳床の下地は、丸太から製材したままの板や耐水合板。
クロス壁は、石膏ボードや合板。
板壁は、杉の小幅板や細い角材。
塗り壁は、金属製の網や下地用に加工された板。
瓦屋根下地は、板や耐水アスファルトルーフィング。
といったように様々です。
また、各部とも仕上げの材料によって下地を構成する部材が異なりますが、工事が始まってからでは下地を変更する事は容易ではありません。
アドバイス:
施工時に施主として注意したいのは、クロス壁の下地です。
石膏ボードの下地にはネジが効きにくく、力のかかる部分では石膏ボードごとネジが抜けてしまう事もありますので、手すりや、エアコン、ハンガー、大きな絵画、時計といったものを取り付ける予定がある場所、あるいは、子供部屋の机設置予定場所の付近など、あらかじめその部分の壁に合板の下地を入れてもらうようにしましょう。
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