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建ててからかかる維持管理費の一つとして
「シロアリから家を守る防蟻処理」がありあます。
最近では、床下の土台にベイヒバを利用したり、防虫剤を加圧注入した材料を用いたり、一体打ちベタ基礎を併用してシロアリ対策をしている住宅もありますが、多くはまだ定期的な防蟻を必要とする住宅がほとんどです。
仕事柄、十数年経過したお宅にも伺う機会があるのですが、シロアリの事なんてまったく意識していない方が多いのには驚きます。
シロアリ被害の多くは水周りの漏水や、床下の換気不足ですが、稀に庭木(杭がやられやすい)を食べつくして床下のほうにやってくるケースもあります。
防蟻処理の費用は10~20万円で1F床面積に比例して変わります。
仮に、10年に1回 15万円とすれば 年間 15000円の維持費がかかることになります。
もし、シロアリにやられてキッチン洗面など水周りを土台ごとやりかえるとすれば設備工事別で200万円以上 覚悟しなければいけなくなることも。 これは特別なことではありません。
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