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住宅の外壁材として、現在使われているものには、
①窯業系サイディング
②金属サイディング(ガルバリウム鋼板)
③モルタル
④土壁(がバーとして漆喰など)
⑤木材(桧、杉、焼杉)
⑥木材(ログハウス)
⑦ALC
などといったものが見られます。
建築コストを考えると
窯業系サイディングが最も安価で、デザイン豊富なのですが、
難点として、10~15年で塗装によるメンテナンスと、
目地のシール剤の交換が必要になることがあげられます。
安価でデザインが豊富なために、建売住宅ではもっぱら窯業系サイディングが
使用されているようです。
建築時だけ考えれば、安価で防火性能もありデザインも豊富な窯業系サイディングに軍配が上がります。
しかし、一生住む家としてメンテナンスも含めたトータルコストを考えた場合、窯業系サイディングは
とても費用が嵩む外壁材であることを考えておく必要があります。
10年~15年ごとに100万円程度の塗り替えおよび目地のシール剤の交換費用がかかりますから、
注文住宅に限らず、建売住宅の場合でも、その費用は考慮しておく必要があります。
次に、金属サイディングやALCが新築費のコスト面では有利かと思われますが、窯業系サイディングほどではないにしても、塗装でのメンテナンスは20~30年で発生してきます。
新築時には、外壁に関しては、とかく建築コストやデザインにばかりとらわれてしまいがちですが、
どんな材質を外壁材に利用するとしても、新築時にメンテナンススケジュールとコストを試算して
永年住み続けた場合のトータルコストを算出して新築計画を考えられることをお勧めします。
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